コラム

突然のJアラート、出たらあなたはどうしますか?

2023.3.20|その他

北朝鮮の度重なる弾道ミサイル発射実験、ロシアによるウクライナ侵攻、中国による台湾侵攻のリスクなど、国際情勢は緊迫度を増しています。
ただ昨年の北朝鮮のミサイル発射は過去最多の30回超になりますが、あくまで実験であり国土を狙われていないということで、日本国内は「ミサイル発射慣れ」をしているのではないでしょうか。
昨年の10月4日、5年ぶりに全国瞬時警報システム(Jアラート)が発令されました。まず午前7時27分に北海道と東京の島嶼部に発令。同29分に青森と東京の島嶼部に変わり、同42分には北海道、青森と再変更されました。
ミサイル発射から日本上空到達までは数分しかないにもかかわらず、Jアラートの対象地域が二転三転しているようでは、そもそも避難に役立つのか不信感が募ります。結局、東京の島嶼部への発令はシステムの不具合の問題であり誤報でした。
そもそも一部の専門家は、「北朝鮮から日本に向かう中距離弾道ミサイルの発射から着弾まで7~8分。アラートが出されるまで数分かかるとすると、逃げる時間はほぼない。実効性はほとんどゼロだ」と指摘しています。
またミサイルの最初の標的は、主に在日アメリカ軍基地や自衛隊基地だと想定されていますので、アラートが出ても焦る必要はないでしょう。

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