お奨めします! お金の健康診断
2020.3.20|マネー
家計などのお金の診断を自ら行ったり、受けたりした方は、おそらくほとんどいらっしゃらないのではないでしょうか。一方で、特定健診や労働安全衛生法に基づく定期健康診断を受けたことが無い方はかなり少数だと思います。
内閣府による平成30年度「国民生活に関する世論調査」によれば、日頃の生活の中で、「悩みや不安を感じている」と答えた者(3,762人)に、悩みや不安を感じているのはどのようなことか聞いたところ、「老後の生活設計について」を挙げた者の割合が55.4%、「自分の健康について」を挙げた者の割合が54.5%と高く、以下、「家族の健康について」(42.2%)、「今後の収入や資産の見通しについて」(40.4%)などの順となっています。(複数回答、上位4項目)
お金に関して、不安に感じていながらも放置してしまうのは、健康診断のように強制されないから、老後と言っても差し迫っていないからだと思います。健康に気をつけることで寿命は伸びるかもしれませんが、幸せな老後の生活を送るためには資産寿命も延ばさなければなりません。老後の生活設計などの不安を解消するためには、まずはご自身のお金の状況を把握することから始めてみる必要があります。
ところで先生方は、以下の質問に答えられますか?
定期的な診断(現状把握)を行い、「要経過観察」や「要精密検査」の時点で対応しておかないと、症状が出た時(いざという時)ににっちもさっちも行かなくなってしまいます。収入は人並み以上のはずなのに貯蓄がほとんどできていないという症状の場合、放置しておかないで過大な支出がないかどうかを調べ早期に対策を講じる必要があります。いざという時、例えば子供の教育資金、開業資金等が必要になった時に、無理な借金をしないといけなくなるかもしれません。
お金の問題は健康と同じで、ほとんどの場合は自己管理ができるはずです。ただ医師の皆さんは、忙し過ぎたり、面倒に感じたりで、自己管理が難しい方もいらっしゃるかもしれません。
その場合はファイナンシャルプランナー(以下、FP)に、財務状況やファイナンシャルプランを総合的に点検してもらうのも良いかもしれません。人間ドックのようなものです。相談されるとしましたら、日本FP協会が認定しているCFP®資格者が良いと思います。CFP®は世界24カ国・地域で導入されている、「世界が認めるプロフェッショナルFPの証」です。CFP®は下表のような分野に関する専門知識をもってお
り、お金に関する「総合診療専門医」のようなイメージです。
日本FP協会のWebsiteにおいて、“信頼・安心できるファイナンシャル・プランナー” CFP®認定者を所在地や相談分野などの条件を指定して検索できるシステムがありますので、ご参考にされてはいかがでしょうか。なお当会でも相談は可能ですので、お問合せください。(※内容により有料の対応となることもございます。)


