2023年のクリニック開業・経営における 最新トレンドとは?
2023.3.20|医療経営
皆さん、こんにちは。ジーネット㈱代表取締役の小野勝広です。
今回は「2023年のクリニック開業・経営における最新トレンドとは?」と題しまして、クリニックの開業時や開院後の経営について考えます。
ちょっと大きく出過ぎた感がありますが(笑)、これは論点があまりにも多くありますので、今回は次の3点に絞って説明します。
①価格上昇、②銀行融資の考え方、③発熱外来以外の集患マーケティング。
まずは価格上昇についてですが、コロナ禍とロシアのウクライナ侵攻をきっかけに、ありとあらゆる商品、サービスの価格が
上がっていることは否めません。実に悩ましい事態ですよね。
クリニックに関しては、まず建築費の高騰から医療モールやメディカルビルなどの新規の企画開発が極端に減少していますし、家賃が他業種と比較して抑え気味なクリニックをオーナーが敬遠する動きが顕著に出ています。開業物件選びに難儀することが増えそうです。
また内装工事に関しても、材料費や職人の手当てが高くなっており、ひと頃と比較すると総費用が1.5倍~2倍くらいまで上がっています。医療機器も同様ですが、単なる値上げだけでなく納期が長引いており、納品スケジュールも余裕を見たほうが良さそうです。システムに関してはそれほど影響が出ていませんが、什器なども含めて、それこそ2~3年前と比べると初期投資金額は確実に高くなっていると言えそうです。
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