コラム

過激化するカスタマーハラスメントからための工夫 身を守る方策

2022.11.20|医療経営

2021年12月に大阪府北区の心療内科クリニックが放火され、院長や患者らが巻き込まれ26人が死亡。2022年1月には埼玉県ふじみ野市において、介護家族が訪問診療医を猟銃で殺害。理不尽で痛ましい事件が連続して発生しました。亡くなられた方々には、哀悼の意を表するとともに、負傷された診療スタッフの皆様へ心よりお見舞い申し上げます。
医師には“正当な理由なくして、診療を断ることができない”とする『応召義務(医師法19条)』があります。2019年12月に「応召義務」の解釈の一部が緩和され、正当な理由には“診療の基盤となる信頼関係が喪失している場合には診療拒否ができる”旨の厚労省通達が発布されましたが、医療者が受けるハラスメントをゼロにするのは難しいのが現実です。
(一社)全国在宅療養支援医協会が、在宅医療における理不尽と感じる要求やトラブル、身の危険を感じた経験などについて、訪問診療医に対して2月に実態調査を実施し、今後の在宅医療の安全確保に役立てることを目的に調査報告書を作成し、公表しました。
在宅医療を実施していない病院や診療所の医療職の方にも参考になると思いますので、一部を紹介します。
『理不尽な要求やクレーム』訪問診療医の57%が、「毎年または数年に1回以上」経験。一番多かったのは「病気・状態に対する理解や治療方針」に関するもので43%。次に「在宅医療の訪問実施に関すること」「健康保険/医療制度について」の内容が36%。

 

この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。

既存ユーザのログイン
   

一覧へ戻る