皆さん、こんにちは。ジーネット㈱代表取締役の小野勝広です。

我が国では、高度経済成長が終わり、バブル経済が崩壊してから、先の見えない時代がずっと続いているように感じます。当初は、失われた10年と言われていたのに、いつの間にか20年と言われ、30年に長引き、このままでは40年になるとも言われているようです。
これだけ経済の低迷が長期化すれば、医療へのしわ寄せも少なくありません。医療費を含めた社会保障費は国家財政のなかでもなぜか犯人扱いされています。しかし、それは国民のニーズがベースにあるのですから、もっと本質的な議論をすべきじゃないかと考えたりします。

しかし今回ここで述べたいのは、マクロではなくミクロの話です。「個々の医師がこれからの医師人生を、少しでも良くするためにどうしたら良いのか？」もちろんキャリアの世界に正解なんてあるとは思えませんが、コツとか、秘訣はあると思うのですね。新年最初の医療経営ニュースですので、ここは原点に戻って「キャリアの基本的な考え方」について考察します。
とはいえ、今回述べたいのはたったの２つです。