コラム

医師の開業適齢期はいつか?

2022.1.20|ライフプラン

皆さん、こんにちは。ジーネット㈱代表取締役の小野勝広です。今回は「医師の開業適齢期」について考えてまいります。

まず結論を申し上げてしまいますが、「個々それぞれ」であり、誰にでも通用する適齢期はありません。なんて言うと元も子もありませんので、それを前提にして、様々なケースを考えてまいります。

適齢期というと思い出すのが「結婚」です。今、結婚適齢期って何歳くらいだと言われているのでしょうか?気になったのでググっていくつかのサイトをチェックしましたところ、男女ともに20代後半から30代前半で結婚したいという方が多いようです。30代後半で結婚した私は完全に晩婚なのですね…。

ただ、おそらくこのデータは住んでいるエリア、例えば東京都内と地方都市とでは相当に違いが出ることが予想されます。都内ですと30代半ばから後半も多そうですし、地方都市では20代前半から半ばくらいとなりそうです。ちなみにアリストテレスは男性が37~38歳、女性は17~18歳が結婚適齢期だと言っていたそうです。時代が違うとはいえ、いろいろ考えさせられますね。

このように、あくまでも適齢期とは一般論であり、異論も多いことから、それほど気にする必要はありません。ただ事前に知っておくと良いこともあります。

1つ目は「医科」と「歯科」の違いです。私の経験上、そして周囲の仲間の業者の話を総合すると、医科の場合は30代後半から40代後半くらいがボリュームゾーンとしては最も多く、30代半ば以前、そして50代以降がそれに続くというところです。よって一般的に医科の開業適齢期は40代と述べて良いかと考えます。

その一方で歯科の場合はずっと若いです。早いと20代後半から30代前半、おそらくボリュームゾーンとしては30代後半までではないでしょうか?もちろん40代以降が開業不適格なんてことはありませんが、若い頃と比較すると開業準備には慎重さが必要ではないかと思われます。

私が思うに、医科は医師としての「威厳」が求められ、歯科は「最新の技術」が求められるというところでしょうか?あとは歯科医師の勤務医としての働き場所が少ないうえに給与面で恵まれていないので、早めに開業して稼ぎたいという点もあるのかもしれません。

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