国民による監視、 『医療機関ネットパトロール』の 通報状況
2023.3.20|歯科経営
医療機関のウェブサイトに嘘や大げさな表示がないかどうかを監視する『医療機関ネットパトロール』。ウェブサイトに不適切な表示や表現を見つけたら、誰もが通報できるシステムです。
厚生労働省は、2021年度に通報された不適切な医療広告に関して公表しています。847件のサイトで3,886件の違反があり、その内訳は、美容が2,585件、歯科が569件、がんが33件、その他が679件です。歯科の内訳をみると、審美が39%、インプラントが25%であり、この2項目で約3分の2を占めています。
違反に対しては、ネットパトロール事業者(厚生労働省から委託を受けている民間企業)が医療機関に注意喚起をし、改善しなかった場合は所管する自治体に情報提供をします。自治体は医療広告ガイドライン違反に対して、調査及び行政指導、報告命令又は立入検査、中止命令又は是正命令、告発、行政処分を実施することになっています。
【医療広告規制におけるウェブサイトの事例解説書】に、主な違反内容が具体的に記載されていますので紹介します。
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